今日は、久々の祭日.いわゆるバンクホリデーというやつ.とは言うものの、今日の大半をあさっての締め切りの論文に費やしてしまった.

やっぱり、自分の国の事だから、結構力が入る.やっぱり、ここは一つ大和魂で乗り切りたいものだねぇ.現地人に認めてもらうのは、やっぱり実力だけだから… でも、外国における自分の日本人としての矮小さを振り返る時、やっぱり脳裏に過ぎるのが‘サムライ’という今では時代錯誤もはなはだしい言葉.

この‘さむらい’という言葉、おもしろいもので、おそらく世界の公用語.

よく、‘お前はサムライ?’なんて事を聞かれる.何で、そんな言葉が?と思うくらいにここの現地の皆さん及び、世界各国の留学生は知ってらっしゃる.

思うのだけど、侍というのは、ただたんにちょんまげに両刀を差したという異風(少なくとも外国はそう見たと思う。。)が世界の公用語に導いたのではないはず。

おそらく人間としての一種奇形なほどの強い圧力の中から生まれてきたこの種の人間の‘美への追求’が今でも語り継がれるに値するほどの珍しさを他に与えたからだろう。

今では、‘侍’なんて言葉自体、古くて語る者に対してすら一種のいかがわしさを感じさせてしまうけど、海外にいて自分のかっこ悪さや自己嫌悪を思うとき、意外に故郷の土壌が生み出したこの言葉に助けられたりする今日この頃なのである。

そんなわけで、‘侍の子孫(農民の子孫可能盛大。。)’は論文なんかに負けてはいけないようだ。

P.s−この日記、時差の関係から日本時間の早朝6−7時くらいに更新する予定です.

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