同情=奇麗事

2001年6月1日
久々の食料買出し.彼女の試験の全日程が自分より5日も先に終わってしまったので、とりあえずTESCOというスーパーマーケットへ.いろんな品物を買って、これで当座は大丈夫と思ってレジに向かう途中に嫌な事が.

2人組みのLocalの若者が俺が買った食料が豪勢だかなんだかよくききとれなかったが、ひやかしのようなことを言う.ま、自分が住んでるところは生活格差が激しいので珍しくはない事かもしれないが、実際に自分が買ったものに対してあれこれ言われると以外にムカッとくるものである.相手にしても仕方ないので、(相手が若いというのもあったが)さっさと無視する事にしたが、腹立たしい気分はなかなか消えなかった。 

思ったのは、自分の生まれた環境というのは生まれながらにして決まってるものだから、それを他人と比べてひがんでもしかたがない.ひがんだからといって、生活レベルが向上するわけではあるまいし.人を冷やかしている暇があれば、もう少し真剣に生きろといいたくなる.よく、日本人の友達からイギリスの貧しい人を見ると申し訳ないという.でも、その申し訳ないって言い方にいつも引っかかる.たしかに、裕福な生活環境で生まれた人は幸運かも知れないけど、それはその人の運であって、貧しい人に申し訳ないと思う必要はないと思う.だって、申し訳ないと思ってもその人たちを養うわけにもいかないし.要するに、貧しく生まれても、お金持ちに生まれても、自分のもって生まれた環境をフル活用できるのがポイントだと思う.よっぽど悲惨な環境にいない限り、人間、環境に左右されずやってける人はたくさんいることは事実なのだから.人に同情するのは簡単だけど、結局はそれって個人レベルで言うならただのきれいごとなんだよね.

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