粋とお下劣

2003年5月7日
図書館でビジネスを専攻していると思われる学生がプレゼンテーションの事前準備をしていた。

驚いたのはプレゼンがスーツで行われること。

実社会ならまだしも、大学でスーツ着用とは。

いまから、ビジネス感覚でやろうというわけか、さすがはビジネス専攻。

その人はアジア人で発音から間違いなくイギリスで生まれたのだろう。スーツ姿も妙にさまになっていた。

イギリスで生まれ育ったアジア人は、祖国の人が持たないであろう、粋な雰囲気を持っている。きっと、イギリスと祖国の文化の融合とも考えられる。 もしくは、ただ単に表面的にはアジア人なんだけれども中身が完璧なイギリス人というギャップからくるものなのかもしれない。

どちらにせよ、こういう人達をみるとイギリス人よりもむしろ洗練されているように見える。(まぁ、イギリス人が洗練されてなさすぎだけど)。日本に帰ると表面上の服装は名ブランドで固め、中身の思考は思いっきり日本人っていう人を見るけど、あれもある種の西洋と東洋の文化的な融合なはず。でも彼らにはなぜか粋な雰囲気というよりもお下劣な雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。

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