日本映画

2003年9月18日
イギリスには多くの街が諸外国の映画を上映する映画館をもっている。

わが街にもそれがあり、今週は北野武のDOLLS。

広告が綺麗だったので、期待して彼女と友達と見に行った。

上映後の感想として、なぜ北野武があんなに有名なのかわからなくなった。

正直、日本を代表する作品としては疑問が多くのこった。

今回の映画を見て、映画というのは学会の論文に似てるのかなと思った。

学会で有名になる方法は2パターンあると信じられている。

パターン1−いままでない独創的なアプローチでアカデミック界に新しい波をおこす。

パターン2−作品的には深みのない単純なものを作り、批判をあびつづけるうちに有名になる方法。

このパターン2でかなり有名になっている人はSocial Science系で少なくない。

今回の北野映画を見て、北野武ってそのパターン2の部類かなって思ってしまった。

カンヌ映画祭の賞をいくつか受賞してる彼に言わせれば、私なんぞは作品を理解する能力がないだけとでもいわれるんだろうか。 

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