べらじおさんの日記に以前、‘日本のTV番組は日本国民の脳みそを破壊する為の国家プロジェクトにしか思えない’というのを書いてあって、大ウケしたのを覚えてる。

人それぞれの好みはあるものの、個人的には◎で同意見。

エゲレスは4チャンネル(地域によっては5チャンネル)しか見れなかったものの、今思うと随分とおもしろい番組が多かった。

友達にメディアで働いている友達(現在音信不通)がいて、イギリスのメディアはリアルなものを追求するのがカラーだなんて言っていたのを覚えている。

まるで、目の前にある生きた動物を裁いて肉を取り出し、‘どうだ新鮮だろう!’と有無を言わせない強引さというか、乱暴なまでの説得力がある。今となってはそれがすごい快感だったことだけは覚えている。 

今回スッパ抜かれたオリンピックの闇談合も、BBCのパノラマという番組。ようするに番組の企画でニセコンサルタントを送りつけて、全てを暴露しようという荒っぽさが売り。

勇気あるな、エゲレスTV局よ。

プロという言葉を番組制作側にかけてみる時、果たしてこういう荒っぽさに私はプロ意識をなぜ感じてしまうんだろうか。しかし、荒っぽさだけでいえば、電〇〇年なんていう突撃を追及した番組が日本にもあったはずだ。

同じリアルでも前者は世の中の埋もれているリアルを掘り出して世の中に是非を問うリアル、後者はリアルを掘り下げていく過程で状況に応じて出てくるリアルを売っている違いがある。

その違いにプロ意識の差を感じているのかはまだハッキリしない。でも、この考えでいいような気が直感でしてしまう。

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