Nimbys

2004年8月7日
Selfish? Maybe, but nimbys can do real good.

(Paul Brown, environment correspondent Wednesday August 18, 2004 The Guardian)

へー、なるへそ(言葉使いに許されたい)。

これはですな、何かを決める時に必ず現れる輪を乱す人間って、実は集団の中では有益なんだぜーっていうことを書いてある記事のタイトル。

ちなみに‘nimbys’とはよく反対する人っていう感じでしょうか。英俗語のような気がする(誰か暇なら調べてちょーだい)。

というのもですな(←何様?)、彼らがギャアギャアと騒ぐ事によって特定の個人やグループに利益が集中しないようになり、しかもコミュニティというレベルで考えれば彼らがいることでイデオロギーに偏りのないバランスを提供してくれるようです。

確かに、物事がすんなりと決まる時はいろんな要素が組み込まれています。日本で一番多いのは力のある人間が‘俺が黒といったら白いものも黒ぉ〜!’みたいなオーラを出しまくって押し切ってしまうケース。 そんな時に果敢に戦う‘わからずや’って何気に背中に桜吹雪が見えそうでかっこいいですな。

私が寮に居た時も、特定のグループが部屋を変えてみようという話になった時、ある女の子が‘冗談じゃないわよ、それに漬け込んでセックスばかりされたら迷惑だわ’と大鉈を振った時を思い出します。 その時は、かてぇことをいいなさんな、と思ったものの、あとから違う寮で同じことをしたグループがいたらしく大変な迷惑をまわりに与えていたようです。 そう思うと、彼女が輝いてみえる今日この頃。

といわけで、一見‘はみ出し者’に見える人でもコミュニティに非常な有益をもたらしている存在かもしれませんぜ。

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