Binge Drinking

2004年8月11日
Drink and be merry

(Simon Parker reports, Guardian Tuesday April 8, 2003)

‘飲めや、酔えや’

まぁ、直訳するとこんな感じでしょうか。

既に独自の酒豪文化路線を確立しているエゲレスには当たり前すぎるようなタイトルなのですが、エゲレスでは酒場の営業時間はかなり短い。 ヨーロッパの国々が早朝まで酒場が開いているのに対し、イギリスのラストオーダーは午後11時前。 日本とほぼ同じといえばそれまでの話なのですが、エゲレスでは酒場を24時間オープンにしようぜという声がでてきています。

だから、‘飲めや酔えや’なんですねぇ。

有力誌が紹介する一般的な論調として、‘直ぐにパブが閉まってしまうイギリスは、フランスやドイツのそれと比べて優雅さに欠け、いつも急いでいるイメージだ’というのがあるのです。

‘binge drinking’ (Simon Parker, ibid.) なんて表現がよくエゲレスの酒文化には当てはめられるのですが、確かに飲みという行為に‘遊び’というか‘余裕’がない印象を受けます。 どこかシステムマチックな感じがあるのは事実。

でもねぇ、このシステマチックなところがこの国のいいところであり、それがヨーロッパ最大の働き者と表される所以でもあるんだけどなぁ。 それが崩れる時、果たして彼国はどうなるのか。 大陸スタイルの飲みスタイルは突然定着するものではなく、パブを24時間にしてもそこに生まれるのは飲みへの‘余裕や遊び’よりも‘堕落や犯罪’のような気がする。

やっぱり、限られた時間に押さえつけられながら爆発的に飲んで騒ぐというのがエゲレスのカラーであると思います。 それが彼らの勢いの源でもあるのだから。

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