ハウスダスト 

2005年5月17日
私の住まいはいわゆる共同住宅。

共同住宅の宿命として意外に隣人の雑音は聞こえてくるもの。

雑音には結構な忍耐を持っていると思っていたものの、最近上に引っ越してきた若い家族には心底疲れてしまった。

何に疲れたかと言うと、子供です、子供。

ひたすらに家の中を走りまわり、時折飛び跳ねるものだからうるさいのを通り越して天井からホコリが落ちる始末。

まだその家族が引っ越してきて2ヶ月というのに、私の目からハウスダストアレルギーが起こった。

両親が住んでいるところにそのまま居候なため、両親と近所の関係を考えると文句を言うわけもいかず悶々としてしまう。

流行のゆとり教育なのか、親が呆れるまでに魯直なのかはわからないけど、この家族体系は大人が新しい命を育てているとは到底思えない。

なにかこう、世間を知らない子供が何かの拍子で一緒になって、そして子供が一人増えたという感じだ。

その一方で隣に住む夫婦は子供に対して厳しい躾を施している。

その厳しさは時に清廉とすら思えるほどだ。

最初に紹介した馬鹿夫婦とこの夫婦を比べた時、子供に対する本気度が違う。

馬鹿夫婦はどこかなぁなぁで、何が正しくて悪いのかそんな基本的なことも本人達がわかっていない。 故に、子供に対する接し方も本当に中途半端というか、本気で向き合えていない。

若くしてくだらない甘えから人生を棒に振るってしまう若者って、きっとこんな家庭環境で育ったケースが多いのかもしれない。

とにかく、子供がその精神状態のままで子供を育てると本当罪である。

この罪はとても深いと私は思う。

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