つい最近、知り合いとスパゲティを食べることがあった。

場所は普通のお店の中である。

スパゲティが来るまで随分と話しははずみ、そしてスパゲティがきた。

開口一番、‘ズルっ’とやられてしまった。

顔はあくまで平然と。

しかし、心には先ほどまでの楽しい気分は無くなってしまった。。。

なんだろう、すごく小さなことだけど食事のマナーというのはなんだかんだいって大事だ。

昔から存在する以上、きっとそれは相手を気遣ったエチケットとして長く伝えられきたのだろう。

小さい頃に過ごしたイタリアの学校で、私もスパゲティをズルっとやったことがある。

よっぽど食べ方が汚かったのだろう、目の前のスパゲティは皿ごと消えていた。。。

なんともいえない気持ちになり、泣いたのを覚えている。

それが妙な形でトラウマになっているのかもしれない。

だとしたら、なんと精神的に弱い人間なんだろう。

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