Deep Survival

2006年4月10日
Deep Survival
電車のつり革かなんかにぶらさがって、広告なんかを見てみると‘奇跡の生還’みたいな記事を見たことありません?

さばえい、そーゆのに結構興味があります。

そんな風に書いてしまうと宗教っぽくてなんかやばい匂いがしちゃうんですが、ノンノン、そんなことではありません。

よーするにピンチの時に誰が生き抜いて、誰がそうでないか。

で、その理由は運?経験?知性?

そんな答えをもってそうで最近購入したのが上記の本、

‘Deep Survival:Who Lives, Who Dies and Why’。

タイトルいいよねぇ、この本。

電車の中でしか読んでないのでタイトルに対する答えはまださっぱりわからないのですが、著者曰く、

‘山中に遭難して力尽きてしまうベテラン登山家もいれば、そこで生き抜ける幼子もいる。はたまた海中事故でダイビング中に息絶えるベテランもいれば、そうでない素人もいる。。。なぜ?’ 

とまぁ、プロローグとしてはこんな切り口から始まっています。

この本の序章を読んで‘ぽけーっ’と自分なりに考えてみたら途中で力尽きてしまう人って、結局は現状に恐れてパニックになる人なのかなとも思ったりもします。

もちろん、経験はある一点に対してもっとも効率的に辿り着くためのパターンを認識してきた時間だから、それはそれで大事。 

しかし、その経験もパニックになったらやっぱり使えないようです。

上記のスキューバーの例においても息絶えた人達は酸素が残っているにも関わらず、みんなパニックで自らレギュレーターを外してしまっていたそうですから。

要は予期せぬ恐怖によるパニック。

そしてパニックは経験を無力化するのに十分な力があるようです。

これって、上記のように極端な例ではなく普段の私生活にも言えるのかもしれません。

例えばほら、

a.?仕事でピンチを迎えてパニック⇒?焦ってまとめようとして案件そのものが消滅⇒?上司の評価ガタ落ち。

b.?愛する人を失いそうになってパニック⇒?焦って引きとめようとして、それが裏目に出て撃沈⇒?極度の自立神経失調。

まぁ、パニックにならなかったからといって?が避けられるとは思えないんですが、?なら避けられるような気もします。 

なんというか、?の時点で少し視野を広げて考えてみるならば、

a.なら?の段階で駄目な案件はとっとと捨てて、違う案件に食いついておいてそれを上司にアピール。

そしたら?にいかないのかもしれません。

b.なら?の段階で‘女(男)は星の数ほど。。。’なーんていう馬鹿なことを考えられるならば?は避けられるのかもしれません。

感覚としては?の段階でどのくらい視点を変えられるのかにかかっているような気がします。

と、偉そうにいってますけど、私がb.を経験するなら?コースまでマッシグラなんですけどね。。。

Surviver なんていうのは私には無理なようですねぇ。

この本の結論を知っていたらこっそり教えてくださいな。

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