前回のゼラチンが身長に効くっていう話の続きになりますが、よく身長を伸ばすために、牛乳をとりなさいっていうナイスなお母さんがいますが、それだめよん。

牛乳飲んで筋肉モリモリならわかりますが、身長グングンというのはあんまり関係なかったりします。 

私も大の牛乳嫌いで全く飲まないんですが、180位あったりします。

でもって、牛乳って吸収そんなによくないしね。

一日200mlが最適かな。

なんでかというと、日本人の腸にあってないんです、牛乳って。専門家の間では牛乳は腸を汚すなんていわれてるくらいですよ。 

それは牛乳に含まれるラクタノ−ゼっていう物質を分解できないんです、日本人の大人は。 赤ちゃんの時は分解できるらしいのですが、大人になるとできないみたいですね。 じゃあ、欧米人もできるのかというと日本人よりかは大分マシなものの、それでも腸に負担をかけてるようですな。

だから、背を伸ばしたいなら基本は十分な睡眠に軟骨に必要なコラーゲン、そして蛋白質をしっかり取るのがスポーツ選手の間では主流だったりします。

あ、それから毎日マシュマロ10個食べていたら身長が7センチ伸びたっていうすごい30代がいたから、身長欲しい人も試してみるのいいかも。 食べすぎに気をつけてね。

第3回に続きます。
前回書いたコーヒーとゼラチンのネタで結構メールが来たのでもうちっと詳しくね。

えっと、メールに‘ゼラチン入れて混ぜたらゼラチンが箸に水飴みたいについたじゃねーか’

なーんてことを書いてありましたが、チッチッチ、

そんなものは

舐めてください。

でも、味に変化はなかったでしょ or おいしくなったでしょ。

えっとですね、話すと長いんですが、さばえいがゼラチンをコーヒーに入れ始めたのは健康のためなんですねぇ。

あるある大事典でもやってたみたいなんですが、ゼラチンの主成分のコラーゲンって軟骨を形成するんです。

そんでもって、肌にもいいのよん。

さばえい、ラグビーを長くやっていましたので、プレーの後はどうしても膝の半月板が痛くなりがちだったんです。 だから、そんなこともあって、軟骨に優しいゼラチンを摂取してました。

ちなみに、あるある大事典ではゼラチンでできてるマシュマロを1日5g単位で摂取すると身長が伸びるといっておりました。

http://www.tv-tokyo.co.jp/kusuri/onair/088/index.html

http://www.tv-tokyo.co.jp/kusuri/onair/099/index.html

というのもですね、身長って骨の端にある骨端線(確かこんな漢字)と軟骨細胞の活性化で伸びるんです。 で、軟骨の活性化って運動などの後によって成長ホルモン分泌が多量促進された結果に起こるんですが、その時必要なのがコラーゲンだったりします。

なんたって、軟骨のエサみたいなものですからな。

ちなみにコラーゲンにも肌に直接効く?型、軟骨によく効く?型なんてあるんですが、ちまたに出回ってるのは?型が多かったりします。?型もあるんですが、ネットで調べてくださいな(←めんどくさいだけだったりして。。。)。

第2回に続きます。

コーヒ+ゼラチン

2004年8月31日
コーヒ好きのさばえい、健康も考えてゼラチンを入れる事に。

中々おいしいじゃないですか。

味の変化はそんなにないのですが、ゼラチンの主成分であるコラーゲンが働いて肌がきれいになっているような気が。。。

みなさんお試しあれ。

わんこ

2004年8月29日
びれいやさんのわんこ日記を読んで。

うちの実家にもいます、雷がゴロゴロなるとバスルームに駆け込む者が一人。

バスルームに行くと、頭をどっかの隙間に突っ込んでお尻をブルブルさせている。

ちなみに我が家の犬、33キロのリトリバー♀。

ちょっと肥満気味で、よく羊と間違われているこの犬の恐がりようはかわいくもある。

特に実家の九州は夏場は雷が頻繁に発生するため、結構わんこの反応が楽しみだったりする。

しかし、問題が一つ。

私は実家に帰るとのフローリングでゴロンと良く寝ているのだが、うちのワンコは寂しくなると私の背中に背中をつけて寝る。

雷の日は特にそうだ。

い、いつのまに。。。。

と思ったものの、こうされるともう終わり。

いくら体勢を変えても、絶対に離れない。

犬の体温がもろに伝わるので暑すぎです。

だから、フローリングの部屋に入られる前にドアを閉めて入られないようにしなければならない。

が、問題はそれくらいでは解決するわけでもなく、ドア越しで鳴く子犬のような声を10分以上も聞かされると、拷問に近い。

だから入れてしまう。

そして、暑さに耐えるのである。

う〜ん、悪循環だと思いつつも、やっぱりかわいいものである。

<うのさん>

ご登録ありがとうございます。いいなぁ、コタキナバル。

いろんな魚もシュノーケル無しで見えたようで、想像で浸ってしまいました。

時間をこういう有意義な旅行に使えることを本当に羨ましく思えますよ。

タイトル通り、キレイに生きていますね。

これからも日記楽しみにしていますよ。

優しさ⇒下心⇒対価

2004年8月27日
男性が女性に下心のあるモーションをかけるのと同様に、女性が男性に特別のはからいや優しさを見せる時、何か下心を感じる。

その下心を余計なものと思いつつも、その優しさに甘んじなければいけない状況も時としてある。

しかし、いつかは自分が受けた優しさの対価(見返り)を求められるのを想像すると、苦しいものである。ましてやその見返りは決して応えられないものであると相手に悟られた場合、女性側の態度が一変するのは普段隠されているナマな欲求の反動を見たようで絶句する。

しかし、所詮は駆け引きなのである。

強い人間は駆け引きに勝ちつづける非情さが必要なのかもしれない。

華氏911

2004年8月25日
華氏911を見に行った。

今回がムーア−氏の作品を見たのが初めてだったが、彼の映画は論文のようでわかりやすい。

彼が訴えたいテーマに対して証拠をテンポよくもってきて、見てる側に推測の穴というのを作らせない。

彼のような作品は映画ももちろんいいんだろうけど、ドキュメンタリーを作らせても素晴らしいはずだ。

ああいう作品をみてしまうと、マスコミやメディアといった世界も魅力的に思えてしまう。

帰り道、友達と一緒にダーツをやる。

2勝7敗。

練習が必要らしい。 

Deskfast

2004年8月23日
Britons are losing taste for family mealtime

(MARTIN WILLIAMS The Herald via web)

‘ヨーロッパの働き蟻’といわれるエゲレスが故のこの問題。彼らの食生活は別名‘deskfast’とも揶揄されており、その習慣は日本のそれに非常に近いものがあります。

ようするに ‘deskfast’ とは食事を誰かと楽しむことなく、チャチャッと机の上で済ますことなんですねぇ。

これは食事を家族との絆を深める機会と考えてるその他ヨーロッパ人にとって、非常に理解し難いことのようで、更にはイギリスの離婚率がどこよりも高い絶好の裏づけと考えられているんですな。

確かに、エゲレスには便利なカロリ−メイト的な時間節約お菓子(勝手に命名)が多いのは事実。 時にはその種類の多さと、味の良さでこれこそエゲレス食文化だと思ってしまうくらいだ。

こういう食べ物をジャンジャン日本に輸出すれば、大きなビジネスチャンスになりそうな気がするのは気のせいだろうか。

Pukka

2004年8月21日
The knives are out for Jamie as diners complain of poor food and ’rip-off’ prices

(Quote from Terry Kirby,Chief Reporter The Independent 02 September 2004 via web)

The Naked Chef で欧米だけでなく日本にも進出しているオリバー君なんですが、どうやらここ最近人気が落ちてる模様。

一番非難されてるのが値段につりあわない料理、サービス。

まぁ、いくらチェーン店とはいえ彼と同じように独創的に料理を作れる人はなかなかいるわけはなく、一歩間違えば創作料理からただのくだらない料理になる危険性あり。

だから記事では酷評物。

私がエゲレスにいる時は、アメリカ番組への進出が成功したり、はたまた仕事のない青少年にシェフになる道を開いてみたり、本当にエゲレスの誇りの部分な所がありました。

きっと、今回の酷評も彼の忙しさ故にでたもので、細部にまで目がまわらなかったんでしょうね。

‘Pukka!’といって反省している彼の姿が目に浮かびます。

口のサイズ

2004年8月19日
Lip size key to sexual attraction

(BBC online: http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/2817795.stm)

口の大きさって大事なセックスアピールだそうですな。

基本的には‘おっきいい’のがいいそうです。

はい、ここで生々しいことを考えたあなた、退場。

まぁ、口が大きいとキスの時などに相手に感動を与えやすいからいいのだそうです、特に女性に対して。

本当かよ、BBC。

良く読んでみると、なんか男性雑誌に出てきそうなネタだな。

まぁ、体の構造で‘モテル、モテナイ’を推測したあげく、専門家のコメントで残酷なまでに信憑性をだすのははBBCらしくて好きなんですが、気になることがありました。

口が小さい人って、この記事は災難ですよね。

だって、いきなりあなたはもてませんって言われてるようなものですから。

日本の記事だったら、必ずどっかにフォローをいれるだろうて。

BBC、なんかフォローをくれ。

教官崩れ

2004年8月17日
優秀な指導員は予約で一杯。

その反対は。。。。。

いわなくてもわかりますよね。

さて、9月一杯という短期で免許を取ろうとしているさばえいは空車ができ次第、毎日技能実習を受けています。

そうするとどういう現象が起きるかというと、

プロ意識がなさすぎる教官がつくことになります。

プロ意識がない教官というのは、本当に何も教えない。見本をそこそこ見せて‘はい、やって’という風になる。さらに失敗すれば、始末の悪い事にサディスティックな蔑みが待っていたりする。

スポーツを長くやってきて、高いレベルの指導者程、叱咤激励はするけど人をけなすようなことはいわない。指導者が教え子をストレス解消の為に貶す時、教え子は萎縮してモチベーションが落ちてしまうのは明確な事実であり、それは指導者に‘無能’という信号を暗に投げ返している。

数は少ないものの、プロ意識が高い指導員は明らかに人気がある。反面、私が教わっているプロ意識が低い指導員は自分の境遇に愚痴を吐きつつ、明日の生徒のプライドを傷つけることで得られる一瞬の安息に胸を膨らませてるのだろうか。

半クラッチ

2004年8月15日
さばえい、半クラッチに苦しんでいます。

しかも、私の学校には技能実習を何回失敗してもお金を取られない‘乗り放題プラン’(一般コース+1.5万)というのがあったんですが、 実習をオーバーするわけなんてないだろうと固く信じていました。

しかし、現実は技能実習オーバー既に2つ。

才能がないような。。。。

1回実習をオーバーしていくごとに4200円の追加。

く、苦しい。

このままいくともっと実習をオーバーしていきそうなので、乗りたい放題プランに入っておけばよかった。。。。

もちろん途中加入はダメ。

誰か、私に車(マニュアル)の運転教えてやるよっていうナイスな方、メールお待ちしております。

自動車免許取得中

2004年8月13日
さばえい、現在自動車免許取得を目指していたりします。

いろいろな事情があり、1ヶ月半でとらなきゃいけないので暇さえあれば自動車学校に通ってるんです。

男ならマニュアルと思って練習に励んでるんですが、ちょっと後悔してます。

技能実習第1段階を始めて2日、クラッチとアクセルを踏むバランスをよく間違えて苦しんでいるからなんです。

教官もいい教官と駄目な教官がいて、いい教官とは細かく理論的に教えてくれる人。 駄目な教官は俺の背中を見て感じろって言うタイプ。

いい教官はなかなか空きがないので、ヘボ教官(私から見れば)についているのですが、それは(すでに物扱い)礼儀もなっていません。

というか、車の前で生徒を待つ教官は本当に若い娘が好きなようです。

自分の担当が若い娘であってくれ!!という目でギラギラみてるので、担当が男ならあきらかにガッカリしてます。

そして、初めて会ったときは、こっちも元気よく‘おねがいします’といったら、目線はこっちを見ずにあさっての方向を見ながら

‘マニュアル本(指をこちらにクイクイとやって)’

私がマニュアル本を渡して10秒後、

‘じゃあ、俺が手本みせるからな’

といってドライブ。

そして、また一言。

‘じゃあ、やってみな’

初心者の私ができるのは教本で読んだペダルの踏み方ぐらい。

まぁ、やってみるかと思ってやってみたら、早速エンスト。

そしてまた一言。

‘駄目じゃん’。

私→うーん(手を出そうか出すまいか考えてしまったよ)。

我慢を重ねて、当たり前のように技能実習はハンコもらえず。

ということは追加。

現在、苦戦中。

Binge Drinking

2004年8月11日
Drink and be merry

(Simon Parker reports, Guardian Tuesday April 8, 2003)

‘飲めや、酔えや’

まぁ、直訳するとこんな感じでしょうか。

既に独自の酒豪文化路線を確立しているエゲレスには当たり前すぎるようなタイトルなのですが、エゲレスでは酒場の営業時間はかなり短い。 ヨーロッパの国々が早朝まで酒場が開いているのに対し、イギリスのラストオーダーは午後11時前。 日本とほぼ同じといえばそれまでの話なのですが、エゲレスでは酒場を24時間オープンにしようぜという声がでてきています。

だから、‘飲めや酔えや’なんですねぇ。

有力誌が紹介する一般的な論調として、‘直ぐにパブが閉まってしまうイギリスは、フランスやドイツのそれと比べて優雅さに欠け、いつも急いでいるイメージだ’というのがあるのです。

‘binge drinking’ (Simon Parker, ibid.) なんて表現がよくエゲレスの酒文化には当てはめられるのですが、確かに飲みという行為に‘遊び’というか‘余裕’がない印象を受けます。 どこかシステムマチックな感じがあるのは事実。

でもねぇ、このシステマチックなところがこの国のいいところであり、それがヨーロッパ最大の働き者と表される所以でもあるんだけどなぁ。 それが崩れる時、果たして彼国はどうなるのか。 大陸スタイルの飲みスタイルは突然定着するものではなく、パブを24時間にしてもそこに生まれるのは飲みへの‘余裕や遊び’よりも‘堕落や犯罪’のような気がする。

やっぱり、限られた時間に押さえつけられながら爆発的に飲んで騒ぐというのがエゲレスのカラーであると思います。 それが彼らの勢いの源でもあるのだから。

Science of Cooking

2004年8月9日
Science of Cooking

(Quote from BBC http://www.bbc.co.uk/science/hottopics/cooking/ )

いい響きでござりまする。

個人的に思うにエゲレスは食文化が発達している他の大国とは違う意味ですごいと思うんです。

というのも、すごく科学的なのです、エゲレスの食文化の切り口って。

食文化という全く目に見えないものに切り込みをいれるとして、中から溢れ出すものはフランスのそれだったら色彩豊かなストリームであろうというのに対し、エゲレスのそれは数字と文章が出てくる感じです。

例えば、上に記載したBBCのリンクをみると、ただの Chocolate が‘Chocolate Chemical’から始まって‘Why does chocolate make you happy?’まで発達するんです (BBC; ibid.).

‘食は舌で感じるものだ’という太古の昔から打ち立てられた法則を‘うんにゃ、食は脳で理解して更に舌で感じるのがトレンディなのさ’と飄々と受け継がれてきた古いノームを叩き壊す迫力がエゲレスにはあるような気がします。

なんの為にそれを食べるのか、それがわかった時に‘食’というのは更に楽しくなるはずです。

Nimbys

2004年8月7日
Selfish? Maybe, but nimbys can do real good.

(Paul Brown, environment correspondent Wednesday August 18, 2004 The Guardian)

へー、なるへそ(言葉使いに許されたい)。

これはですな、何かを決める時に必ず現れる輪を乱す人間って、実は集団の中では有益なんだぜーっていうことを書いてある記事のタイトル。

ちなみに‘nimbys’とはよく反対する人っていう感じでしょうか。英俗語のような気がする(誰か暇なら調べてちょーだい)。

というのもですな(←何様?)、彼らがギャアギャアと騒ぐ事によって特定の個人やグループに利益が集中しないようになり、しかもコミュニティというレベルで考えれば彼らがいることでイデオロギーに偏りのないバランスを提供してくれるようです。

確かに、物事がすんなりと決まる時はいろんな要素が組み込まれています。日本で一番多いのは力のある人間が‘俺が黒といったら白いものも黒ぉ〜!’みたいなオーラを出しまくって押し切ってしまうケース。 そんな時に果敢に戦う‘わからずや’って何気に背中に桜吹雪が見えそうでかっこいいですな。

私が寮に居た時も、特定のグループが部屋を変えてみようという話になった時、ある女の子が‘冗談じゃないわよ、それに漬け込んでセックスばかりされたら迷惑だわ’と大鉈を振った時を思い出します。 その時は、かてぇことをいいなさんな、と思ったものの、あとから違う寮で同じことをしたグループがいたらしく大変な迷惑をまわりに与えていたようです。 そう思うと、彼女が輝いてみえる今日この頃。

といわけで、一見‘はみ出し者’に見える人でもコミュニティに非常な有益をもたらしている存在かもしれませんぜ。

密集住宅

2004年8月5日
Could some of the country’s worst housing become trendy?

(Backing back-to-backs, Aug 5th 2004 | MANCHESTER, From The Economist print edition)

エゲレスの密集住宅(日本でいう団地?)の再利用に力がいれられている。 この密集住宅というのはいわゆる労働者階級の人々が住んでいて、地方にいけば(特に北)しっかりとみることができる。 

しかし、年々、マンチェスターなどではこの密集住宅が空家となっているケースが増えてきており、公的機関ではなかなか手を焼いているのが現状だ。 一度取り壊して学生向けのフラット等にして成功したのはロンドン。 しかし、北部にある密集住宅は大学から離れた郊外にあるケースが多く、どうしても学生は借りたがらない。

一方で密集住宅を新しいファッショントレンドとしてプロデュースするのも出てきているらしいが、事情は厳しいと個人的には思う。密集住宅近辺はとにかく治安が悪い。いくらファッショナブルになったところで、治安が回復しないとどうにもならないのだ。 特にローカルとの衝突が多い留学生はなおさらなのかもしれない。 

みなさんが、エゲレスに留学する機会があればなるべく寮に入られる事をお勧めいたします。
べらじおさんの日記に以前、‘日本のTV番組は日本国民の脳みそを破壊する為の国家プロジェクトにしか思えない’というのを書いてあって、大ウケしたのを覚えてる。

人それぞれの好みはあるものの、個人的には◎で同意見。

エゲレスは4チャンネル(地域によっては5チャンネル)しか見れなかったものの、今思うと随分とおもしろい番組が多かった。

友達にメディアで働いている友達(現在音信不通)がいて、イギリスのメディアはリアルなものを追求するのがカラーだなんて言っていたのを覚えている。

まるで、目の前にある生きた動物を裁いて肉を取り出し、‘どうだ新鮮だろう!’と有無を言わせない強引さというか、乱暴なまでの説得力がある。今となってはそれがすごい快感だったことだけは覚えている。 

今回スッパ抜かれたオリンピックの闇談合も、BBCのパノラマという番組。ようするに番組の企画でニセコンサルタントを送りつけて、全てを暴露しようという荒っぽさが売り。

勇気あるな、エゲレスTV局よ。

プロという言葉を番組制作側にかけてみる時、果たしてこういう荒っぽさに私はプロ意識をなぜ感じてしまうんだろうか。しかし、荒っぽさだけでいえば、電〇〇年なんていう突撃を追及した番組が日本にもあったはずだ。

同じリアルでも前者は世の中の埋もれているリアルを掘り出して世の中に是非を問うリアル、後者はリアルを掘り下げていく過程で状況に応じて出てくるリアルを売っている違いがある。

その違いにプロ意識の差を感じているのかはまだハッキリしない。でも、この考えでいいような気が直感でしてしまう。

抜けない癖

2004年8月1日
久々にバスに乗る時のことだった。

私は一番先頭に並んでいた。

しばらくして、バスが見えたので体を半分乗り出して‘親指を立てながら止まってくれ’というポーズをする。

あきらかにまわりからの冷ややかな視線。

‘あれ?’(しばし、疑問)

よく考えてみたら、ここは日本。

半身を乗り出して、親指を立てなくても止まってくれる。

しかし、時既に遅し。

バスの運転手さんの射抜くような目。

きっと、馬鹿にしてると思ったんだろう。。。

も、申し訳ない。。。。

私が居た地域では体を張らないとバス一つ止められないのだ。。。

それでも止まってくれない時があるけど。

わ、わかってくれ。。。

Perfectionist

2004年7月30日
ちょっとしたミニ知識。

完璧主義には2種類あるそうだ。

Normal perfectionists & Neurotic perfectionists

(Quotation from BBC via Web -Seeking perfection:Nobody’s perfect)

Normalの方は高いレベル自分に対してもとめるものの、状況によって(体に対する負担)柔軟にレベルを下げられる人。

Neutroticはとことん突き詰めるタイプで体に負担がかかろうが何だろうが高いレベルを自分に課し続ける人。

記事によると、Neutroticの方は自分にあまりにも厳しくて精神的な負担が大きく、挫折してしまうと立ち上がれないパターンが多いらしい。

逆にNormalの方が適当に妥協することでうまく精神的な負担を調節してるので挫折はしにくいそうです。

このことから判断すると、私は間違いなく自分に甘すぎるのでNormalどころか、perfectionist にもなれんなと思ったのでした。 

教育と金

2004年7月28日
‘その国の反映は教育機関に反映する’とその昔に誰かが言っていたような気がしましたが思い出せない さばえい です。

さて、教育機関といえば大学が目に浮かぶのですが、遠く離れたエゲレスの教育機関も危うい状況に立たされてるようですな。 

ネットを通して新聞なんぞを見ますと、

Oxford reject urges study in US

(Quotation from Polly Curtis Thursday August 5,2004 The Guardian)

なーんてことが書いてあります。ちなみ意味は

‘オックスホ−ドの不合格が米国留学への強いきっかけに’

てなところでしょうか。

というのもですねぇ、オックスホ−ドを受けた才女が実力以外の要素で不合格になって、アメリカのハーバードに入ったってことです。

しかもこの才女によると、‘ハーバードの勉強は素晴らしくて、本当にアメリカに来て良かった(オックスホード落ちて良かった、ウフ)’なーんて感じでコメントするからあら、大変。

しかも学科のメディカルコースだから頭脳流出ってことでかなり叩かれていますな、オックスホ−ド。

でもねぇ、イギリスの大学はアメリカと比べて授業料がとてーも低い分、どうしても金蔓に弱かったりするんですよねぇ。

だから、実力があってコネなしより、実力があってもコネありの方が意外と楽に入学できたりします。

まぁ、それはコネの強さにもよりますが。。。 オックスホ−ドくらいになると、コネも政治家等が絡んでくるので大学側も無視はできんのでしょうな。やっぱり、オックスブリッジも競争に生き抜いていくには政財界との繋がりが必要ですからね。 

だから、不公平な選考がよく行われたりするようです。

しかし、留学生は別。留学生はイギリス人の3倍の給料、いやもとい授業料を払うのでオックスブリッジでも結構簡単に入れたりします。 えーと、大学学部は結構その大学の名誉もかかっているうえ、政府機関を通すので難しいですが、それでも現地の学生と比べたら多少は楽なはずです。

大学院になるともっと簡単に入れます。試験なしとかで入れる大学院とかがほとんどなので。。。 そもそも学部のように受験に政府機関が絡まないから大学側のサジ加減一つで決まる怪しい選考ですからねぇ。

まぁ、ハッキリいってしまえばアジアからの留学生は‘金蔓’以外の何者でもないので大学側としては入れたいだけ入れるんでしょうな。だからアジアからの留学生は10人中8人がハズレだったりします。

学部からの生え抜きの人間はとにかくこういう人間を嫌います。理由は簡単、‘議論ができないうえ、彼らのために無駄な時間を取られるから’なんです。 だからしまいには‘アジア人専用のゼミ’っていうのができるんですねぇ。 そしてとどめにチューターもアジア人だったりするんですけどね。

そんなわけで、いつかは大学院留学を!と熱く燃えているみなさん、せめて研究について熱く英語で議論できるぐらいになってから留学することをお勧めします。

現地についてからゼロから英語を伸ばそうなんていうのは単なる時間の無駄でもあり、ネィティブは相手にしてくれません。まちがっても、雑誌にありがちな

‘ネィティブに囲まれて英語のシャワーを浴びよう!’

なーんてお馬鹿なことを間に受けてはいけません。そんなことを信じて留学すると、行きつく先は同国人(もしくは同人種)で固まって留学を終えるか、はたまた女性なら体を使って屑ネィティブとせめてもの留学気分を味わうだけがオチなので。。。

留学の楽しさは実力に反映するものです。

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