2月バーベキュー

2004年2月16日
オーストラリア人の友達がバーベキューをしようと提案してきた。

どうやら、南半球では2月でもバーベキューはするようです。

さすが、OG、発想がいかにも楽しそうだ。

しかし、このイギリスの寒い2月にバーベキューをするのはいいが、人は集まるのだろうか。

イギリス人、やる気ないからなぁー、寒いとき。

といっても、おそらくメインは留学生が中心になると思うが。

留学生は存在そのものが柔軟性に富んでいるので,特に心配はない。

しかし、場所は我が家の庭を提供せざるを得ないわけだから、果たして近隣の皆様の理解を得られるかどうか、甚だ疑問なのである。

寿司パーティー

2004年2月14日
寿司ってなぜかイギリスでも人気だ。

最近、友達も日本人ではないにもかかわらず、得意料理に寿司をあげる。

友人が寿司パーティーを開きたいとのことで、私も何か持ち寄ることに。

寿司なんか、本当に作れるんかいなと思いつつ、まぁアジア系だから大丈夫だろうと安心した私が馬鹿だった。

私は手軽なまき寿司を持参してパーティーにいくと、そこにあった寿司は、

カニカマがのった酢飯でもなんでもないご飯だった。

心境は、

泣きたかった。

卒論作成中にて

2004年2月12日
もんもんとする。

卒論を監修している教官からいくつかのチャプターをくっつけたらどうだというアイデアがだた。

提出が迫る中、チャプターを合体するのは非常に痛い。 

なぜなら文字数が減るから。

さばえいが論文を書くときは大体ミニマム文字数で提出することが多い。

逆にマクシマム何文字と指定された場合、みなさん結構マクシマムな文字数に近い形で論文を提出する場合が多い。

多くのことがいっぱい詰め込めるからね。

私もそのような感じで論文を書いていたのだけど、ある時ミニマムな文字数でマクシマムの文字数で提出する以上の結果を残す美学に目覚めた。

小論文ならば、max3000文字の内容をmin2500文字。

卒論ならば、max15000の内容を min13000で.

たいした差には見えないけど、これを心がけてすると論文を書く技術が伸びる。

変ないいかただけど、読める文章に近づいてくる。

15000書いたとしても、ストイックに突き詰めれば、10000ぐらいは簡単に削れる。

イギリス人の友達で、どうしようもないくらいの才物がいた。

OO大学‘Social Science’ 始まって以来の優秀な成績を残した友人Mは

自分の論文を書いては縮め、書いては縮める作業をとことん行う。まるでブランデーを作るように、なんどもなんどもアルコールを蒸留するかのようだ。

そのため、出来上がった作品のインパクトは違う。

1パラグラフをワンセンテンスで書けるというセンス、これはすごい能力だと思う。

ちなに彼が博士号をとるにあたっての審査であるVivaは完成度があまりに高く、VivaらしいVivaもできなかったというのがもっぱらの噂だ。

そんな彼に近づけるためも、‘Minで書く’の美学を追ってみたいものだ。

ただ単にラクしたいんでしょ? といわれたらそれまでの話だが…

野菜のアク

2004年2月10日
野菜のアクを捨てて、驚かれたことがある。

驚いたのはタンザニアから留学していた昔のフラットメイトで、

アクにはたくさんのビタミンやらなんやらが含まれていると熱弁していた。

たしかにしっかりと黒光りしたいい肌をしている。

カブトムシかと思っちゃったよ。

しかも実年齢より10歳は若く見える。

ということで、

試しにアク抜きなしで料理したら、やっぱりどこかまずい。

やっぱり次の日からアクを抜くことにした。

フラットメイトがまたビタミン講座を開いてくれたが、

いやぁ、日本はビタミン剤ってものがあるから、別にビタミンなんてこだわらなくていいんだよ,

とかわしたのは、はや3年前。

そんなことを今日スープを作りながら思い出してしまった。

彼は今なにをやってるのかなぁ。

BMW

2004年2月8日
フラットメイトに頼まれた週1回のエンジンかけ。

彼は精神科医をしていて、2週間程家を離れるのでバッテリーがあがらないようにエンジンかけるのを頼まれていた。

車は青のBMW

BMWといっても外車みたいに馬鹿でかくなく、日本の路上でもやっていけそうなサイズ。

免許をもってない身でもやっぱBMWはいい。

乗り心地といい、ハンドルの握りといい、最高だ。

昔、車に詳しい友達がBMWは基礎がまったく違うといっていた。 車のシャーシの強度が日本車のそれと比べて特に強いとのこと。 詳しい内容は忘れたが、BMWは長持ちする車だそうです。 ゲルマン民族の結晶とでもいいましょうか。

そんなことを考えながら、エンジンかけに成り下がってる身を忘れてラジオをボーっと聞いてました。

日本で買ったらメチャクチャ高いんだろうと思いながら、車がステータスになる意味がなんとなくわかった気がした今日この頃。

<のぶりんさん>

ご登録ありがとうございます。英語についての日記、興味深く読ませていただきました。 山城氏の‘本物か、偽者かのただ一つ’の言葉には考えさせられるものがります。 一度、手にとって読んでみたいと思います。

<ゆうりさん>

カウンセリングについてのご意見、ありがとうございます。やはり、日本ではその面で遅れていましたか。。。。 ひょっとしたら、これは日本が遅れていたのではなくて、日本人の特有の我慢や忍耐というメンタル的なところで、カウンセリングという仕組みを受け入れなかったのかもしれません。最近鬱になる人が社会的に増えてきた中で、カウンセリングを‘接骨院’の感覚で受けれるようになることが望まれているかもしれませんね。
スケジュールが遅れている。

2週間後には卒論提出。

いまがヤマバってやつでしょうか。

ヘルプセンター

2004年2月4日
日本での大学生活を知らない為,比較をすることができないが、イギリスにはヘルプセンターというのが発達している。

このヘルプセンターの趣旨は一人で何かを悩んで苦しんでいる人に、無料でカウンセリングするというもの。

カウンセラーは専門家もいれば学生ボランティアもいるが、質は高いようだ。

悩みのトピックはなんでもよく、恋愛から、勉強、かたや犯罪までなんでも聞いてくれる。

そして、適切なアドバイスをくれる。

そのカウンセリングの様子をよくラジオで聞くけど、カウンセリングというのは本当に馬鹿にならないと思った。

自分に何か問題が起こったとき,冷静さをうしなって、適切な対処ができない時がよくある。

そういう時は専門家としての第3者の意見が非常に役に立つ。

噂ではアメリカで働いている人の多くはカウンセラーに通っていて,プラス一部の人はプライベートなカウンセラーを持っているらしい。

生活をするうえで、どうしようもない悩みというのは一回はぶつかるもの。そんな時、ストレスをためるよりも、誰かの適切なアドバイスを的確に聞ける環境があると知っているだけで癒される。

ストレス大国でありながら、カウンセラ−の職業としての認知が低い日本、一度はみ直してほしいものだ。

製本

2004年2月2日
卒論提出が近いので、製本屋を確認。

といっても、卒論の製本って日本で言うと県立図書館がやるんだよね。

その癖に結構な値段を取る。

最低一部11ポンド(約2000円)、次の日に仕上げて欲しいならば22ポンド(約4000円)となり、なかなか痛い。

大学に提出用の2部と、個人のための1部で最低6000円。 最高で12000円か。

まぁ、これで本当に最期だから仕方ないんですけどね。

それにしても、県立図書館、場所が遠すぎ。頼むから製本くらい大学内でやってくれ。 

<ゆうりさん>

ご登録ありがとうございます。 大学院目指して忙しい時期だとは思いますが,がんばってくださいね。
今日は、フラットメイトが博士号を授与されたので、そのお祝い。場所は車でさらに田舎にくだったイタリアンレストラン。 ホテルとレストランが合体していて、非常に美しい。 

中に入ると、高級レストランの証であるラウンジつき。 どーりで、スーツ着用がひつようだったわけね。

ラウンジでワインとオーダーをして、いざテーブルへ。 私が頼んだのは牛ステーキ。また、これが美味だった。普通のレストランならしっかり焼いてもらうものの、ここなら信用できると思って、ミディアムで。 いままで食べたステーキの中で一番おいしかったかも。

メインがおいしいお店はデザートもおいしいって本当ですな。 デザートはケーキに熱いチョコレートをかけたもの。デザートって偉大だと思いました。

それにしても、ここのウェイトレス、とにかく美人ぞろい。フラットメイトと一緒に‘ここは絶対顔でとってるな’とか‘店長が女好きだろうな’などとくだらないことを連想してました。

44444

2004年1月29日
を自分でゲット!

ウーン,昔は4は縁起が悪い番号であったにもかかわらず、これだけならぶとムシロ小気味良いですね。

● 担当教官から卒論のコメントが返ってきて、その中に‘君のやってることは、まだだれもやってないことだ’なんて書いてあった。 うーん、この世界の人間になるべきかと思ったものの,総合的に痛いコメントの方が多いのでやめる。

● 日本からもってきた、流行りのコエンザイム。補酵素を補って若返りを促進するようだけど、逆に歳とってきたような気がするのは気のせいだろうか。

● イギリスには湯で時間がたったの5分というカップラーメンなみのスパゲティがうっている。 麺自体に切り口を入れてあるだけなのに、この工夫はすごい。 めんどくさがりやのイギリスならではだな。

日記のサイトが一新して、ちょっとまたやる気がでてきた。 ベらじおさんの日記をみてると、写真がでてるんだけど、写真も今度から載せられるのかな?

脅迫電話再びか?

2004年1月27日
さいきん、また電話番号非通知の電話がかかってきた。 そのときは出れなかったものの、後から確認してみて非通知であることに気づく。

以前の‘殺すよ’電話以来、非通知の電話はすべてブロックするように電話会社に頼んだはずなのに、それにもかかわらずかけてこれるとは。

以外に知り合いが多いんだよね、こういうの。

2月の初めからフラットメイトがみんな出てしまうので、当分の間私一人があの馬鹿でかい家に住むことに。

まぁ、静かでいいのだろうけど、いかんせん安全面がねぇ。。。

自分の身は自分で守れってやつだな。

授業料値上げ

2004年1月25日
さて、エゲレスは久しぶりの寒波に見舞われて、雪が降っています。

雪を踏みしめ、研究室に入ってネットでニュースをみると、

‘大学の授業料値上げ決定’

の文字が飛び込む。

いままでは最高2000ポンド(40万)の設定だったが、大学側が6000ポンド(120万)までの授業料の設定が可能になる。

大学の質をあげることが、ブレア政権の主軸の政策のひとつで、アメリカの大学水準の高さに触発されているところがあるらしい。

イギリスの大学はここ20年で随分と廃れた。最初は全部で12しかなかった大学(オールドユニバーシィティ)が、専門学校から昇格した大学(ポリテクニック)への昇格によって激しい競争にさらされ、教育の質よりも財政を重視するようになったのが、原因といわれる。

私の大学も伝統あるオールドユニバーシティーの一つにもかかわらず、20年前とは随分の廃れようと聞く。教育水準が落ちたため、日本からの日銀、官公庁出向者の数も極端に少なくなり、いまは特定の官公庁のみからの出向となった。

これはうちの大学に限らず、イギリス全土の大学にあてはまる。今回の授業料値上げが果たして教育水準を引き上げることに繋がるのか、見守っていきたい。  

トースト

2004年1月23日
トーストはしっかり焦げてないといけないそうです。
 
そんなことを昔、イギリス人の友人が家に泊まったときに言っていた。

冷凍のパンをトースターで焼くとき、あまり焦げがついているパンは嫌いだ。なんか、焦げの香ばしさとパンの味があってないような気がして。

パンを焼くときはやっぱりベークトビーン。 やっぱり、イギリスは本場だけあって、おいしい。

いろんな日本人から、あれはおいしくないっていわれるけど、

ちっちっちっ、わかってない。

べークトビーンをパンだけで食べずに、

目玉焼き

ソーセージ

マッシュルーム

ベーコン

と一緒に食べてごらんなさい。

世界がかわるぜよ。

ブリタ

2004年1月21日
みなさん、ブリタをご存知だろうか?

ブリタっていうのは水をろ過する水筒のような道具で、健康志向のさばえいにはそれが必需品。

詳しくは 

http://www.brita.co.uk/action/products/

を参照。

これを使うと味が本当に違うんです。イギリスの水は配水管が汚いイメージがあるので、私には夢のアイテム。 

そろそろ、カートリッジ(フィルター)を変えてくださいとのサインにしたがって、カートリッジをごみ箱に捨てて、新品のカートリッジを探したら、


ねぇ。。。カートリッジが。


売っている場所が遠いので、一括して買っているハズなのですが、


カートリッジが、無ぇ。。。


1時間もかけて買いにいかなきゃいけない事実を脳裏に浮かべ、そんな馬鹿なことはできるか!と思い、何年ぶりかに生の水を飲む。


水じゃねぇ。。。


こんな水でパスタを作っても、何を作ってもうまくない。

ということで、水の重要性を改に痛感したさばえいは泣く泣く買い物に行くのでした。

今日の3か条

2004年1月19日
●パスタってインシュリンが低いから、米の代わりに食べると痩せる痩せると聞いたけど、確かにそうだな。2週間続けてると、ズボンがゆるくていい感じ。

●研究室に入ってから12時間が経つ。書いた文字数、なんと80文字。 馬鹿か、俺は。。。

●もう日本帰国まで買い物に行きたくないから、ツナ缶バリューセットをたくさん買ってきた。合計24缶あって、これなら当分はこまらないだろうとよく見たら、Tuna with Spring Water だった。撃沈。

Spring Waterは全く味というものが存在しません。 だから、マヨネーズかなんかをかけないととても食べれないです。みなさん、エゲレスにきたら Tuna with Sunflower Oil を買いましょう。

トイレスクワッタ−

2004年1月17日
少し日記の更新が遅れてますね。いいことを書きたいなぁと思っているうちに結局何も書かずに終わってしまう。 さばえい、ネタ切れか、なんてね。

●修論、おわらねぇ。メドは2月一杯なんですけどねぇ。あまり家に帰らない日々が続く中、野菜と蛋白質が不足している。一日の食事で炭水化物の摂取量が圧倒的に増え、体に元気がない。やっぱりバランスだなぁ。

●研究室のトイレに大を流さない馬鹿がいる。前から問題になってんだけど、一向に改善の兆しがない。人の排泄物をまともに見た私は眠気覚ましの

コーヒーがのめねぇ

それどころか、トイレットスクワッターという輩がいて、文化の違いから洋式便座の上に和式便座のように座って、汚物チラシ放題。大学側もこのスクワッターには相当な対策を取っている。

●イギリスで‘誰が一番長く起きてられるか’みたいな番組をやっていて、それの批判が勃発中。人間無理してずっと起きてると、精神障害をきたすそうです。 それを聞いていつもより、早く床につく私はなんて小心者。 みなさんしっかり睡眠はとりましょう。


<ちきさん>

お気に入り登録ありがとうございます。 いいですねぇ、日本の大学生活。恋にも勉強にも忙しいと思いますが、精一杯がんばってくださいね。

シャープ

2004年1月15日
友達が面白いことを言った。

イギリス人は賢そうな顔、賢そうではない顔を無意識に振り分けていると言う。

もちろん、みんながみんなそうではないらしいけど、イギリス人の特徴的な行動としてあるらしい。

へぇーと思い、どんな顔が賢いのと聞けば,

シャープな顔。

らしい。

じゃあ、顔がやせこけている人? と聞いたら、太っていてもシャープな人はシャープに見えるそうな。

以前、違う友達が言っていたけど、英語のシャープという意味合いに遂行能力の早さが含まれているといっていたのが印象的。

物事を手掛ける時、脳の中でいろいろな選択が行われる。

例えば,卒論提出前のさばえいとしては卒論を進めたいものの、いろんな誘惑が集中をさえぎる。

要するに、論文を仕上げなきゃいけないのに、他のことでそれが手につかないこと。

それは、脳の中で‘論文をやる’信号を送る細胞が他の信号を送る細胞に圧倒されてしまっているらしい。 

つまり、何かを‘やる’という時にそれだけに素早く集中できる細胞の強さ、いわゆる信号伝達の強さがシャープという意味合いになる。

もちろん、これは努力でも補えるけど,ほとんどは遺伝的要素で決定するそうです。

だから、そういう遺伝的なシャープさというのが顔に現れるのかなと思ったり。

イギリス人が考える生物学的なシャープさ、私にはあてはまらないどころか、それにはぼど遠いな。。。

臨時ニュース

2004年1月14日
写真をあっぷしました。

少ないですが、少しでも日記の雰囲気を味わっていただけたら幸いです。

アドレス

http://home2.picturestage.ne.jp

ID:pa9es

Pass: guest

でどうぞ。

研究室

2004年1月13日
研究室のアクセスカードの更新ができて一安心。

研究室は主に博士課程の生徒が対称なので、修士の生徒だと取れない事が結構ある。

担当教官によっては‘図書館でやってくれ’なんて人もかなりいるし。

今回は運良く更新成功。

土産の招き猫が効いたか。。。(なんてね)

場所はそろった、後は終わらせないと。


今日は新年ということで、学校のアクセスカードを更新。

図書館とコンピューターへのアクセスが可能になり、卒論の仕上げに向けてレッツゴー。

3週間大学にいなかっただけで、コンピューターのシステムが変わっている。

今度から自分のクレジット(お金)がしっかり見れる機能つき。

こりゃ、便利だ。

残高 £5.29 (約1000円)

ゆ、夢がない。

気を取り直して、さっそく取り寄せた欧州議会のレポートと白書を確認しに、図書館に。

そしたら、以前読もうと思って書棚においておいたレポートが消えてるではないですか!!

あんなもの誰が借りるんだ!と思いつつ、数日後に返却されることを期待。

さて、これから研究室のアクセスカードの更新へ。

これが、なかなかうまくいかないんだ。

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