さて、最終日。

　今日はまだ見残した所を散策。

　動物園がお勧めとメールでアドバイスをいただいたのですが、それは後の祭り。。。。いままで他のヨーロッパの国を観光したときには必ずといっていいほど動物園をターゲットにいれていたのですが、これがおもしろいぐらいのハズレつづき。そういうこともあり見に行かなかったのですが、どうやらかなり有名みたいですね。熱帯植物博物館もあったようですし、思いっきり不覚でした。

　お土産を買おうかなと三越のオランダ版にいってきました。そしたら2日目にザ―ンセスカンスで買ったチーズが売っているではありませんか。しかも25％引き。これにはかなりめげた。

　その後、すべての用事を終えていざ、スキポール空港へ。スキポール空港の免税店は非常な人気で、イギリスからダイレクトで帰れるにもかかわらずスキポール経由が多いんです。行ってみて妙に納得。ヒースローじゃ相手にならんな。インターネット、郵便局、大きな食堂、とどめに寿司屋もあるとはおどろき。これじゃ、ヒースロー空港はお客をスキポールにとられるぞ本当に。そんな僕もこれから地元の空港からスキポール経由で日本に帰ることを決意するのでした。

　帰り道、飛行機がプロペラ式だったために揺れる揺れる。大雪も手伝って5時間出発は遅れるし。おかげて本当に飛行機酔いしてしまって、吐くのは時間の問題でした、はい。

　空港についたらパスポートの更新もいい人だったので順調に行き、帰りのバスもなぜか無料にしてくれてご満悦。しかし、家に帰ってみるとゴッホミュージアムで買ったポスターを空港に置き忘れたことに気づき、自分の過ちを認めるのも癪だからなんとか彼女のせいにしようとするも、見事に返り討ち。

無念。。。。。　

　

　さて3日目。

　今日はせっかくオランダに来たのだからやっぱり‘風車’ということで電車で20分くらいのザーンセスカンスというところに。

　その日はとても風が強く寒くて仕方なかったのですが、自動で船が通るときのみに開く橋を見て一気に興奮しました。　一度小さいときにオランダは来ているはずなのですが、こういう事は簡単に忘れているのが子供というのでしょうかねぇ。風車は全部で16基程あり、風車が稼動しているのがほんの1基だけ。風車の中はその動力を利用してマスタードやらチーズやらを作れるようになってました。幸い、チーズ民芸店らしき所も空いていたのでお買い物。この時期は観光客も少なく（といってもアジア人が3グループ位いましたが。。。）快適に過ごせました。

　ザーンセスカンスの後はさらに南に下ってライデンという所へ。ライデンは学生街で大学と街が一体になっている所。しかもここライデン大学は我が大学と姉妹校。毎年多くの学生がライデンに交換留学に行くのであります。　ライデンは姉妹校である私の大学と違って、落ち着いて本当に治安が良く、うっとりするぐらいいい大学です。特にレンガの道と川の調和が最高。しかしあまりにも大学が街に溶け込みすぎているために、どこがキャンパスなのかわからないのが玉に傷。でも、日本にとても友好的な街らしくちょっとした壁画に芭蕉の俳句などが書かれているのが粋でしたな。

　その後、アムスに戻って最後の博物館巡りとなる　Sex Museum　へ。入管料は安いものの、インターネットで簡単にモザイク無しの交尾が見れる今の世の中、全くおもしろくなかった。逆にゲイコーナーの方が新鮮味があったかな。そしてメインに飾り窓ツアーに予約しようと思ったのだけど、これは時間を間違えてあえなく撃沈。でも、イギリスからアムスは近いので週末にでも見にくればいいやと思い、夕食を物色しに食品街へ。生ハムやらクレープやら本当においしそうなものばかり。結局、初日と同じメニューのケバブになったのですが、おいしものはおいしい。しっかり体力をつけたのでした。


＜塩辛さん＞

ご登録ありがとうございます。

　さて、二日目

　前日に無理をしなかった為、体のコンディションは最高。宿で朝食をしっかり取り、早速街へレッツゴ−。

　アムスにきたら定番と言われる3大（ゴッホ、国立、近代）博物館に街の様子を丹念にうかがいながら闊歩する。

　名物通りといわれる道を通ってみると賑やかな店が所狭しと並んでいて、いい感じ。コンタクトレンズのケースを買いたかったので見学も兼ねてオランダのマツモトキヨシのような所へ寄り道．ケースは3ユーロで妥当な値段だったけど、驚いたのがコンタクトレンズを売ってること。イギリス及び日本は眼科医の検診＆視力検査しないと書く買えないのに、ここは自分の視力さえ知っていればダイレクトに買えるらしい。一歩進んでいるという印象を受けた。

　博物館に向かう途中多くの水路、橋、川を見たのはここオランダが‘人工でつくられた国’といわれる所以か。この日は風も強く、そのため川にいくつもの漣があって非常に綺麗だった。　　

　博物館についてまずゴッホ。初めてゴッホの作品をみたけど、そんなに印象に残らなかった。お土産にゴッホの作品ではない別の人の作品のポスターを買ってしまった。　そして次は近代博物館。声がでなかった。あまりにもつまらなすぎて。。。。。。
幼稚園が書いたような絵、わけのわからない映画、なんだありゃ。　おれでも作れるぞ．あんなものを警備員が守っている気がしれないというのが正直な感想．とにかく、ここは直ぐにパス．

　あまりに近代博物館のショックが大きかった為、博物館めぐりは国立博物館を残したままお終い。その代わり、アンネフランクの家に行くことに．そこは博物館と言うに足るところで非常に良かった．その反面、人の悲劇をまざまざと見るというのはなんとも居心地が悪く、つらかった。

　歩いている間、間にテイクアウェイで何かしら食べていたけどお店も悪かったのか、そんなにおいしくなかった。有名な鯖と鰊のサンドイッチも見た目だけで、味はあんまりしっくりこなかった。とどめに夕食はインドネシア料理を食べたのですが、これが安いが故あまり美味しくなく、残念な思いをした．インドネシア料理の美味しいところを見つけていたのだけど開店時間が遅い為、妥協をしてしまったのが敗因だった。

　夜はミュージック番組（MTV）を見ながら風呂につかる．なまはげさんがマライアキャリーのクリップが素晴らしいと言っていたので期待していたが、結局見れずじまい。深夜の二時まで待っていたのに無念であった．

　さて、アムス。

　いい国を見てまいりました.

　　イギリスから飛行機で約1時間（料金はざっと1万）、スキポール空港に到着。

　それから十数分後、

　いきなりからまれ？ました。

　ウーン、弱そうにみえるのかな？

　からまれた事実より、標的にされたという事実がとても悲しかった.．．．
　
　少しだけハッスルのママゴトみたいなことをした後、無事セントラル駅へ。　セントラル駅ではいろいろな肌の色をした人がいて、それが独自の雰囲気を作って最高．とにかく活気がある。

　人種が違うもの同士が集まるとなんかこう元気がでますな。勝手な勘違いかもしれないけど、自分の種を異種の中で生き延びさせようとする為に体が覚醒するのかもしれませんね。鋭気というか気力が充実するのを感じるのは悪くないものです．まぁ気分は　　

　雄万歳

といったところでしょうか。

　この日はアムステルダムについた時から既にお腹が減っていたので、夕食も兼ねてトルコ料理のケバブでエネルギー補給．食後に飾り窓でも見たかったのですが、街中をブラブラして明日のプランを練ることに。しかしこの日は旅疲れもあって、9時過ぎには宿の風呂にずっとつかっていました．


＜ぶんさん＞

ご登録ありがとうございます。

来週の月曜日に行くアムステルダムのホテルをインターネット経由で予約した.

激しく後悔.

というのも素晴らしい値段で結構いいホテルを提供している仲介業者を通したのだが、クレジットカード番号を流した後、さあ大変.

いろいろな押し売り業者から電話をもらう。

こんなこと過去7年間なかったぞ。。。。。

それでその業者の一人にどうやって電話番号を手に入れたのかを聞く。

私−Where have you got my number?

そしたらナイスなスコッティッシュアクセントで

業者ーWe A’ve purchased it~ ， there ain’t no privacy，my son.

ノォォオォォォォォォ〜

こりゃ参った。

まだ、予測の段階なのだけどインターネット上でカード番号流したくらいしか原因は思いつかない.

でも、カード番号だけで電話番号なんてわかるんか普通？　偶然で違うルートから番号が手に入ったならまだわかるものの、今日というのが怪しすぎる。俺の名前も知ってたし。。。。。

ということで、カード会社に通報。でも時間が夜だったため、悪用されたかどうか調べるのは不可能とのこと。　それにカードが盗まれてるわけではないので差し止めるのもまだ早いということと、朝になってから銀行に電話して調べるのがまず重要という結論になる.

これで本当にカードから電話番号がわかったなら泣けるな.　もう、インターネット上の仲介業者を訴える準備でもしようかな。　

ふと気づいたんですけど、イギリスのゴム製品って質が悪いです。ゴム手袋なんかはすぐ破けてしまうし。

そうそう、破けてしまうといえば、

避妊用具のコンドー君。

イギリスはいろんな種類があって、とても愉快なんですけど、なんにせよ脆い。

10代の望まない妊娠が欧州でぶっちぎりのトップというのが揺るがない事実。

ちなみにそのイギリス内でもぶっちぎりトップなのが私の町。今年はワーストタウンに選ばれるという栄誉を獲得して、町の猛者どもは歓喜に浸っています。

さて、話は戻ってコンドー君。　

この情けないばかりの脆さが叫ばれて久しい中、登場するのが日本製。

今イギリス全土を制覇しつつあるDeluxのゴムは日本製。やっぱり、安心ですな。

伸びても捻ってもオーケ。

しかし、そのDeluxに変わってからというもの、若者の間で“破れた”とか“壊れた”というある種の自慢を滅法聞けなくなったのは寂しいものです。

＜aprilforest さん＞

ご登録ありがとうございます。受験はストレスを溜めないのが、勝つ秘訣です。がんばってくださいね。

イギリス人、実はティクアウェイ大好き。

金曜日は学生を含めて、多くの人達が世界各国の味を楽しむ為に各々の店に列をつくる.

実際、インドのカレー、トルコのケバブ、地元のフィッシュ＆チップス系は地元に昔から根付いてるだけあって、一般的にハズレがすくないです。

しかし、納得のいかないのが中華.

6年イギリスにいながら、いまだに中華のティクアウェイを食べて素直においしいと思ったことが無い.この中華のティクアウェイにおける質の低さはイギリス人が中華料理にまだ慣れていないからだろう.

どこにも共通していることだけど、とにかく油っこい、素材が最高に古いの2点につきる。

中国人や台湾人は間違いなく買わない.

これで良く経営がやっていけるなぁといつも思うけど、それなりにイギリス人はものめずらしいのか、良く買っている.　

不思議だ。。。。

先日近所の中華ティクアウェイの店を通った時、いつもはドアでしまっている厨房からチラッと明らかにまだ10代半ばの子供が料理してるのを見て、今まで自分が敬遠していたのは正解だったと痛感した.

＜とけさん＞

再登録ありがとうございます。

　夕食に魚が登場する機会が増えると言うのは日本人としては非常に嬉しいものです.

　私が住んでいる町はいわゆる漁港に近い為、結構新鮮な魚が手に入る.　実にもったいのない話だが、最近になってその素晴らしさに気付いた.

　イギリスは周りを海に囲まれていて、海の幸の恵みを受けるには絶好の場所にも関わらず、その多くが地中海地方の市場に出荷される.　そのため、多くの新鮮な食材が一般の人の目に止まることは少ない.
　
　しかし、地元の商店街に唯一つと思われる魚屋には日本人の私でさえ満足する確かな品揃えがある。その品揃えは日によって違い、それだけを見ても日本の下町にあるような昔ながらの魚屋のようで小気味良い.

　値段も手ごろで、どの魚も日本の半額以下と思っていただければ間違い無いでしょう.　これだけの新鮮な食材を手軽に食べられるのは幸せなことこの上ないが、それがいつまでつづくことやらと考えてしまうというのも寂しいものです.

近々、アムステルダムに行こうと思っています.

距離、金銭的にも都合が良く、2〜3日行く予定です。そんなこともあり、インターネットを通じて宿、治安、見所を調べるのは私の役目.　まぁ、こういうことはしっかりしたいので、自分でやりたいというのもありますけどね。

インターネットでアムステルダムだけではなく、ヨーロッパの国々の旅行事情を調べていく中で一番印象に残ったのがスペインの治安事情.

最近は突然羽交い締めにして落としてから、お金を抜き取るようです.　必ず3人以上で仕掛けるみたいなので、空手2段あっても無理っぽい.　これがまた結構マイナーな手口かなと思ったら、かなりメジャーなようで、明らかに日本人の為に考え出された手口みたいですね。

ネットでかなりの数の体験談を読むところ、裏道だろうが、表道りだろうが関係ないようです。実際に被害に会った方はみんな表道りだったようですし。苦しかっただろうに、落ちるのがほんの10〜15秒とはいえ、やりかたが悪かったら絶対後遺症のこるもんねぇ。それに落とされた後って、必ず強度の筋肉痛になるし。それを考えると本当に心が痛むなぁ.　しかし、やっぱり誰も助けないんですねぇ.　とどめにスペインの警察は電話も使わせてくれなかったようで、読んでいてかわいそうで仕方がなかったです。

明日は我が身と良く言ったもので、家の彼女は最近良くスペインに行きたいと言っています。まぁ、今回の情報でスペイン旅行は却下.　

君子危うきに近寄らず.

起こらない可能性は十分あるかもしれないけど、スリのような犯罪じゃなく、荒っぽい犯罪をするところは一人はまだしも連れがいる時は厳禁。被害にあってからじゃあ、遅いんです.

私と彼女が旅行をする場合、私は彼女の分も旅中気遣う分、神経をピリピリさせています。取り返しのつかないことになってから後悔したくない、させたくないという気持ちが強い為、ホテルに着いて大きな荷物を置くまでは全く無口になります.　一緒にいる方には申し訳無いのですが、その時だけは我慢してもらってます.

思うに、海外での旅行は旅行中も楽しいんですが、本当に旅行がよかったなぁと実感できるのは旅行が終わって数日経ってからですね。緊張がなくなって、落ち着いて見た場所を再度思い出す、そう言った繰り返しがその土地をを魅力のあるものにするのかもしれませんね。

＜くるさん＞

ご登録ありがとうございます。

海外にいると一番重要になってくるのが、

為替レート。

このレートの変動次第で生活が苦しくもなったり、楽になったりもします.

例えば、ここ1年を通じて円安の傾向にあり、さばえいとしてはなきそうです。

去年の今ごろのレートは

1ポンド＝166円

現在は

1ポンド＝193円.

27円の差は馬鹿でかいです.

運悪く、授業料の支払いが差額27円の時にきた為、　仮に授業料が5000ポンドとしたら、166円の時と比べて、5000×27で

10万円以上の損失.

イギリスに来て2年目の時はこれでやく25万円損しました.

もちろん、逆も起こりうるわけで、それで儲けてる人も大学には結構いたりします.

そういう人は栄枯盛衰とでもいいましょうか、必ず身を滅ぼしていくというのが、私の感想です.

昨日、遂に生活費の新たな注入をせざるを得なくなり、日本から結構な額を送金したのですが、

レートは192円..

これでも待ちに待ったのですが、我慢の限界が来てしまいました.

レートがいい時は‘まだ下がる、下がる’と信じているのですが、レートがあがって元にもどってしまうと、

‘なぜ、あの時におろさなかったのか。。。。。’

と泣く羽目に良くあいます.

これから海外で暮らす予定のある人は是非、レートには注意を払ってくださいね.

新聞を嫌でも見る習慣がつきますから。

＜ユリイカさん＞

ご登録ありがとうございます。

＜メールをくれた方＞

かき揚げのご指導ありがとうございます.　詳しいことはメールにて後ほど。

昨日友達の誕生日を祝うパーティーをやった。

やっぱり、食べたことのないであろう日本食でもてなすことにする。

メインはかき揚げ。

しかし、かき揚げをマニュアル通りに作ろうと思っても、ぜんぜんだめでした。

具を油に入れて、カラっとあがるどころか、全てべチャっとなってしまう。　あれじゃ、誰も食いたくないはなぁ。

温度が弱すぎると思って強くしても、まったくもって効果なし。相変わらず油を100％染み込ませたかき揚の出来上がり。

材料も無駄にして、友達とのパーティーの時間は迫るはで、イライラはつのるばかり。

こういう時に限って、ちょっとしたことで失敗するんですよね。

案の上、台所のテーブルにおいてあった料理本が3冊ドッと床に落ちて、怒りは頂点に。

その落ちた3冊の料理本をサッカーのPK並に思いっきりドアにめがけて蹴ってやりました。

家の彼女は物にあたる人は大嫌いな方のため、蹴ったら気分を入れ替えてサッサと後片付け。

結局、パーティーには彼女の手伝いもあり、なんとか他の料理で凌ぎましたが、かき揚はもうちょっと練習しなければなりません。

今、インターネットでかき揚げの作り方を検索中。

日本の写真が取れる携帯がようやくヨーロッパの市場に入ってきました.

携帯電話は日本以上に普及しているヨーロッパ。今回の写真なり動画なりを送れる携帯は、イギリスの人達にもさぞ新鮮に移っていることでしょう。

まぁ、てなわけで今日は携帯電話の話でも.

やっぱり、イギリスでも携帯電話に対する最低限のマナーは存在します。映画館や大学の授業中や、日本でもお馴染みと思われるところはやっぱり駄目.

ただ、電車の中や、バスの中といった所では携帯使用は全く咎められないこと.　もちろん、日本でも何回か電車等で携帯を使用してるのを見ましたが、使っている側も気を使っているような気がしました.

まぁ、どちらが正しいとかそういうわけではないのですが、電車やバスぐらいなら携帯で普通に喋ってくれよ、みたいなおおらかさを感じてしまうものです。それでそのおおらかさがうまい具合の調和が保たれてもいるんです.

しかし、そのおおらかさに便乗して、馬鹿騒ぎをしてまうのがアジア人。

というか馬鹿丸出し.

中国系のアジア人に多いんですが、彼らの特徴として本当に群れる.

アヒルの大群のような感じでバスに入ってきます.

個人で行動するのも好む西洋人にとって、これは奇妙でもあり、軽蔑の対象に十分なっています。

しかも、バツの悪いことに、ああいう集団というのは一人の時に何もできないぶん、集団になると異様な力を発揮します.

力というか騒音というか。。。。。。

バスの中の一角を10人位でじんどり、騒ぐは騒ぐはまさにこれから花見にでも行く観光バス状態.

ここで威力を発揮するのが携帯.　一つの携帯で10人が喋っています。

これは一見、野生に戻っているように見えるのはぼくだけでしょうか？

同じ外見を持つ僕としてはいい迷惑.

あまりにもイギリス人の冷たい目が痛い…

そんな集団もちょっとドスの聞いた怒られ方をイギリス人にされると、直ぐだまるんですけどねぇ。。

ただたんに子供なのか、それとも民族性なのか。。

でもこれがもし民族性なら、これって本当に悲しいと言うか情けない民族性だなぁと心からおもう。

それでたまに一人で果敢にイギリス社会に溶け込もうとしているアジア人を見ると、つい‘そっと’肩に手を添えたくなります.　（ホモじゃないです。）

ロンドンとか都会に行くとこんなことは日常茶飯事なので、気にもしてられないと思うのですが、私のいる小さい町だと、ついつい目に付いてしまうことなのでした.

さて、まだ論文.

現在朝の5時.

うーん、外は暗い.

今日のお昼までに1個論文を終わらせたら、さぞ後が楽になるだろうて。。。。

毎回思う、もっと早くやれば良かったという後悔の念と自分への憤り.

十分な時間をもって論文作成計画を立てることはしているものの、プラン通りに進めて行く途中にいつもどこかで自分に負けてしまう.

歯がゆいなぁ。

なかなか論文がすすまない。

今、ここで寝てしまおうか、どうしようか。。。

ボーット起きてるだけの状態で終わった一日は本当にやるせない.

とにかく後5日、がんばらなきゃ。

環境問題に関しては恐ろしいほどの後進国イギリス.

燃えるゴミと燃えないゴミの分別もしなくていいというこのどうしようもない快適さを笑うなかれ.

どうやら、ヨローッパ全体でみるとドイツを中心に環境問題に対しては真剣に取り組んでいるらしいけど、イギリスだけは別問題.

というか、他のヨーロッパの国から来る人でも結構このありさまにビビル人は少なくない.

リサイクルの意識に関しては、もう無いに等しいです.

国際機関が出している資料によると、先進国の中でリサイクルにかける国家予算はイギリスがここ10年、ワースト3内を常にキープ。

妙に納得.

さて、新年.

あけましておめでとうございます。

昨日の大晦日はフラットメイト＋その友人で大きめのパーティーをやりました。

男女比は1：1．

ドンちゃん騒ぎに国境はないので、詳しく書くことはないのですが、おもしろかったのが英語を母国語をする人でもアクセントがアングロサクソン風ではないと、失礼な話、聞きとりにくいこと.

いや、本当おどろいた。

友人の一人がシンガポールから来ていて、もちろんその国が英語を母国語にしてることはしってたけど、彼のアクセントなどで間違い無く英語は第2言語だなこの人はと思ったが、どっこい僕の予想を大きく裏切り、良く聞くとしっかり完璧な英語を話していました.

詳しく聞くと、シンガポールの英語はアジアンアクセントらしく、僕らが普段馴染みあるアクセントはアングロサクソンアクセントらしいです。この2つのアクセントの違いは喋ってる時の‘間’といいましょうか、止める場所といいましょうか、とにかく喋っているときにブレーキを踏む場所が違います.

その為、文法も全て正しいのですが、聞いてると予想とは裏腹なテンポで喋りが始まったり、止まったりするんで、聞き逃しが多かったりします。

しかし、慣れると落ち着いたいいアクセントで結構聞いてて心地よいものです。

ちなみにここでいうアジアンアクセントというのはアジアの国で英語を母国語とする人が確立したアクセントをさします。

さて、お馴染み論文の締め切りが近づいてきました.

今回は3000×2を1月10日まで。

あ〜憂鬱。

自分の書いている論文を大事な作品と見てない証拠.

院と学部の生徒のレベルの違いの一つは、自分の論文に愛着を注いで一つの作品仕上げる情熱があるかないかだと思う.

愛着を注いでないようじゃ、院生失格ですな.

最近、自分がやっている学問そのものに対しても、多少違和感を感じたりしているのからかもしれない.

大学院になってから、自分がしている事が本当に将来やりたいことなのかなという疑問を持ち始めた.

その疑問を勝手に理由付けて消してしまうのももったいないし、ここは考えに考えて答えを出してみよう.

うん、そうしよう。

来年に向けて新しいモジュール（単位？）を選ぶ.

最近、家の大学に入ってきた中国人の先生.

モジュール名は非常におもしろそうなのだけど、彼の英語能力が不安要素.　外国出身の先生は素晴らしい方も多いのだけど、英語が流暢じゃないと結構授業に影響するものなんです。

まぁ、MAの場合は授業内容よりもどう自分のアイデェアを先生が分析するかにかかっているのですが、そういった点でもやはり英語能力というのは重要になってきます。

この中国人の先生が提供するモジュールは

Globalisation， Informisation and Development

The Digital Economy and Network Society

欧米の大学にいけばどこでも提供してそうな内容だけど、彼が中国からきただけに、独自のチュ−トリアルをしてそうで興味津々.

まわりの評判も上々.

修士論文に役に立つかもしれないから一つ取ってみますかねぇ。

＜イマイさん＞

ご登録ありがとうございます。

さて、26日になりましてイギリスのクリスマスは遂に終わってしまいました.

振り返ってみるとイギリスのクリスマスって結構日本と似ているようで似ていない.

24日にクリスマスイブの過ごし方は日本と一緒.　カップルの為の日といってもいい位で、いろいろな催しものがたくさん.　教会で大きなお祭りがあったり、街はパレードになったり.　恋人や夫婦はパブやレストランでディナーを取り、その後クラブに踊りに行って仲睦まじく過ごすのが伝統的なルールといえば、ルール.

逆にうってかわって、クリスマスの25日は外出は一切なし。朝、昼、晩と家の中でクリスマスを家族で楽しむ.　もちろん、パーティーも開く人もいれば、家族で過ごす人も.　カップルの為の24日と違い、25日は親戚や家族の為といったところでしょうか.

そして、最後が26日のBOXING　DAY。　この日はクリスマスの余韻に浸る人もいれば、早速半額セールに出かけたりします.　でも、主にこの日はクリスマスセール開始の印象が非常に強いです。

とまぁ、3日間イギリス人はクリスマスを楽しみ尽くすのですが、クリスマスツリーは大体30日ぐらいまで消えません.　そのルーズさがまたいいと言えばいいのですが、クリスマス好きの西洋人の一種のあきらめの悪さといえば、そうですね。

さて、クリスマスEve．

彼女を含め友達とイタ飯屋にレッツゴー。

6：30とかなり早めに入ったため、レストランで最初のお客となってしまいました.

スターターにピザ、前菜を頼み、メインにカジキマグロ、最後にティラミスといったオーダーをしたのですが、メインがいまいちだったのが残念といえば、残念.

イギリスのイタ飯屋って、メインが当たりのお店って以外に少なく、ひょっとしたら正規のイタリア人をコックとして雇っているのが一部の高級レストランを除き、極端に少ないからなのかもしれません。

最後に勘定と言う時に誰かがまとめて払って、スマートに出るのがここのしきたりといえば、しきたりなのですが、友人の一人が計算機で一人頭の値段を計算し始めたのは本当に絶句.

人間性は素晴らしいこの友人、律儀過ぎるところが欠点といえば欠点なのかもしれません。

とにかく、レストランは他の人の目もあるので、スマートに何事もこなしたいものなのですが、グループで行くとなかなかうまくいかないものです.